$59.99DEATHLOOPは買い?
DEATHLOOPは、こんな人なら買い
- エイムと同じくらい知識がものを言うシューターが好きなら
- ステージのルートを練り、それが崩れたら即興で立て直すのが好きなら
- カットシーンではなく、冗談のやり取りやメモ、盗み聞きで語られるストーリーを求めるなら
- Dishonoredの思い出があって、もっと銃があればと願っていたなら
- 自分のランに侵入してくる生身の人間を出し抜くのが好きなら(侵入する側を楽しむのもアリ)
スクリーンショット
壊すまで、同じ一日の果てしなきループ
コルトは記憶喪失のままブラックリーフのビーチで目を覚まし、たったひとつの仕事を与えられる。一日のうちに8人の重要ターゲットを暗殺すること。成功すればループは破れる。失敗すれば、何度でも朝がやり直し。
ポイントは、死んでもすべてがリセットされるわけではないこと。島のこと、ターゲットのこと、彼らの行動パターンについて学んだ知識はループをまたいで頭の中に残るし、レジデュームを使えば特定の武器やアビリティを固定して持ち越すこともできる。つまり、どんなに散々な終わり方でも、毎回のランは必ず一歩前進なのだ。
マップは4つの地区×4つの時間帯。同じ場所でも朝と夜ではまったく違う顔を見せる。誰がいつどこにいるのかを少しずつ組み立てて、制限時間内に8つのキルをすべて決めるのが目標だ。クイックセーブで完璧を積み上げることはできない。うまくいかない事態にその場で対応し、次はそれを利用する。そういうゲームだ。
派手に遊ぶも、静かに遊ぶも自由
ループごとにアプローチを変えられる。ハッカマジックでカメラやタレットをハッキングしながら地区をこっそり抜けるのもよし、ショットガンでドアを蹴破り、強気どこまで通じるか試すのもよし。どちらも機能するし、ランの途中で両方を切り替えるのが楽しさの半分だ。
道中では超常的なスラブのアビリティを集めていく。屋上間をテレポートしたり、不可視になったり、能力を組み合わせて敵兵を「何が起きたんだ?」と首をかしげさせるような動きをしたり。武器は敵からのドロップで、最悪のタイミングでジャムることもあるので、予備のプランは忘れずに。
本当の主役は島そのもの。60年代風のレトロフューチャーな遊園地で、近道や秘密がぎっしり詰まっている。しかも死を冗談扱いするエターナリストたちがパーティーに興じている。彼らにとっては文字通り死は冗談で済むからだ。サウンドトラックとアートディレクションが作品全体を支えている。正直な欠点をひとつ挙げるなら、ループ構造ゆえに同じエリアを何度も繰り返すことになる点。常に新しい刺激より、プランを磨き上げる楽しさを求めるプレイヤー向きだ。




















