基本プレイ無料Unsolved Caseは買い?
Unsolved Caseは、こんな人なら買い
- 一晩でクリアできる短めの協力パズルゲームが欲しい
- 手がかりを自分の頭で組み合わせるミステリーが好き
- 自分と相棒に実際の会話を強いるゲームが好き
- プレイヤー2を務めてくれる友達、パートナー、きょうだいがいる
スクリーンショット
玄関先の箱から始まる事件
数年前、アリーとオールドドッグはクリプティックキラーをアナグラムアサイラムに収監した。それなのに今、謎の鍵付き箱が二人の住所に届き、気まずい疑問が浮かぶ。捕まえたのは間違いだったのか、それとも模倣犯の仕業なのか。この疑いこそが物語全体を突き動かすのだ。プレイヤーは二人の探偵となり、キラーの足取りを追って新しい場所を回りながら、暗号や謎解きを解いていく。本作は前日譚、つまりシリーズの原点で、すべてのパズルに物語上の理由が与えられていて、ただのバラバラな頭の体操として置かれているわけじゃないのがいい。
2つの画面、それぞれ半分ずつの謎
このゲームは一つのアイデアを軸に作られている。どちらも全体像は見えないということ。プレイヤーと相棒は別々の画面に座り、各場所で受け取るアイテムや記号、手がかりは相棒のものと異なる。こちら側のコードは、相棒が合致する記号を説明してくれるまで意味不明かもしれない。だから終始おしゃべりが続く。見えているものを描写し、メモを突き合わせ、声を出しながら仮説を試す。二つの断片がようやく噛み合ったとき、その答えは「正しい手がかりをたまたま持っていた側」ではなく、二人で勝ち取ったものに感じられる。
ノートと、何にでも書きなぐれる権利
探偵の仕事にはメモがつきものだが、ゲームもそれに同意している。いつでもペンを取り出してノートに書き込めるし、画面の環境そのものに直接描くこともできる。小さな機能に聞こえるが、記号や数字、並びが大量に降りかかってきて誰も頭の中では整理できないパズルが出てくると、その価値がわかる。スケッチして、印をつけて、線でつなぐ。ポイントアンドクリックの探索と自由な書きなぐりの組み合わせで、ゲームは終始低プレッシャー。失敗のペナルティもなく、ただ二人が自分のペースで考えを声に出すだけだ。
コミック調の探偵仕事
全体の見た目はノワールコミックがそのまま動き出したような感じ。太い輪郭のハンドドローンの背景はノワール小説からインスピレーションを受けていて、カラフルな配色が雰囲気を陰鬱ではなく親しみやすいものに保っている。推理小説の探偵さながらに、キラーが残した手がかりを追い、アサイラムの男が本当にクリプティックキラーなのかを吟味していく。物語は短いがパズルをしっかり支えていて、アリーとオールドドッグのキャラクター性が、二人に扮してプレイする楽しさを上乗せしてくれる。
友達とのパズルナイト、これで決まり
だからカジュアルな夜にぴったりの一本になる。事件全体は30〜60分、集中した一回のセッションで完結し、予定を調整する必要もない。集まって話し始めれば、あとはパズルが社交の面倒を見てくれる。クリアした人たちからの忠告もある。終わりは望むより早く訪れるので、シリーズの続きをやりたくなるかゆみは最初からセットだと思っておくこと。
二人組のために作られている
協力プレイのゲームには、片方のプレイヤーがもう片方を担いで進められるものがある。このゲームにはそれができない。手がかりは意図的に分割されていて、どちらも一人ではパズルを解けないし、相棒の画面を覗き込んでも無意味。相棒が見ているものは、こちらの半分を言葉で伝えて初めて意味を持つからだ。会話そのものがコアメカニズムになり、二人のコミュニケーション能力を試す意外と手厳しいテストになる。カップルや仲の良い友達で遊んだペアはたくさんいて、最初の画面から最後まで両プレイヤーが対等に重要だからこそ成立するのだ。
























