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自分の手で運営する経済
ほとんどのコロニーSimでは、資源は共有の山から支給されます。Ratopiaでは、住民一人ひとりが自分の財布を持っています。彼らは賃金のために働き、必要なものを買い、国家はあなたが決めて徴収した分で成り立ちます。だからこそ、このジャンルには珍しいツールが使えます。税率を設定し、賃金を決め、法律を書き、福祉を手当てするか、あるいは全員から搾り取って利益を出すか。課税が重すぎると市民は反発し、軽すぎると国庫が干上がります。ネズミたちと財政の両方を満足させるバランスを見つけることこそ、このゲームの核心です。
個性豊かな住民たちの王国
住民は匿名の労働者ではありません。それぞれが自分の財産と個性を持ち、あなたの統治の仕方に反応します。仕事やサービスを供給して満足させてもよし、職業全体が貧困に沈んでパンを乞うたり犯罪に手を染めたりするのを眺めてもよし、国庫のために休みなく働かせるのもアリです。政策は社会的な大惨事を生み出すことも防ぐこともでき、どちらになるかは完全にあなた次第。実際、古代ローマの精神にのっとってトイレ税を導入したプレイヤーもいました。思い描いた国家モデルがあれば、Ratopiaではたいてい試せます。
ゼロから都市をつくる
プレイヤーはほぼ無一物の君主としてスタートし、街区をひとつずつ整えていきます。土、石、鉄、銅、草、泥を掘り、それらはすべて素材として消費され、人口の増加に合わせて住宅や作業場、サービス施設を建てていきます。配置は重要です。インフラの設置場所が悪いと全員の時間を無駄にし、ひとつの資源が不足するだけで複数の産業が同時に止まってしまうからです。進化は着実に段階を踏み、葉っぱの梯子から木の梯子へ、そしてロープ式や電動のエレベーターへ。しかも目標ごとに求められる建物や市民が違うので、新しい都市をつくるたびに仕上がりは変わります。
ネズミたちを生かし続ける
パステル調のアートの下には、手強いサバイバルSimが潜んでいます。人口を増やしすぎると食料が尽き、衛生を疎かにすると病気が治療のスピードを追い越して広まり、不満が溜まり続けると反乱が勃発します。略奪者や侵略者はスケジュール通りにやってくるので、序盤の波をしのいだ防衛ではじきに足りなくなり、本格的な兵士と要塞が必要になります。正直、難しいですし、初回プレイが破産や飢餓で終わることもあります。でも、収入・食料・衛生・娯楽がすべて同時に回り始めた瞬間、このゲームは夜中まで一瞬で溶ける、あの忙しくて夢中になる経営ゲームに変わるのです。






















