$14.99INCISIONは買い?
INCISIONは、こんな人なら買い
- Doom、Quake、Blood、Shadow Warriorとともに育ち、あの感覚を取り戻したい人
- 手取り足取りではなく、腕と集中力を要求してくるシューターが好きな人
- ステージを一息でクリアする覚悟があり、その重圧を楽しめる人
- DUSKやForgive Me Fatherで物足りなくて、もっと暗く奇妙な何かを求めている人
スクリーンショット
過剰殺戮のために作られた武器庫
武器は10種、それぞれにサブ射撃モードがあり、どれ一つとして控えめじゃない。ショットガンは跳ね回る焼夷弾の斉射を吐き出す。重機関銃は敵を赤い霧に変えるグレネードを放つ。リボルバーはトリッキーな一射に追加ダメージで応え、焼夷ロケットを4発同時に撃ち込めば最強の敵も灰にできる。ソウスピアは遠距離の斬撃武器にも近距離のバズソーにもなる。移動は高速で反応もよく、ダブルジャンプ付き。戦いの要は動き続けることと、間に合ううちに正しい道具を選ぶことだ。敵はねっとりした赤い水たまりを残す。躊躇すれば、残すのはこっちだ。
存在するはずのない世界
グロウスはすべての生命と技術を一つの貪欲な有機体に融合させ、なじみのあった世界はそれとともに消えた。工場はその神経と臓器になり、街並みは姿を変え、深く潜るほど風景は奇妙になっていく。超現実的な異星の構造物、腐った組織の巣のような巨大建造物、この世界の外から来た何か。アートディレクションは見どころで、錆びた赤と汚れに満ち、本気で不気味。ステージは個性豊かな迷路で、見つけるべき秘密もたっぷりだ。ストーリーは射撃の邪魔をしないが、この場所に何が起きたのか掘り下げたい人のためにちゃんと用意されていて、解釈は読者に委ねられたまま。
チェックポイントなし、慈悲もなし
はっきり言っておこう。ステージは一発勝負だ。チェックポイントなし、クイックセーブなし。各マップには1アップ、つまり残機が散らばっていて、それを探し回るのもゲームの一部。使い果たせばステージは最初からやり直しになる。おかげで数少ないシューターの類にない緊張感が生まれ、何度も死んだ末に長いステージを制した達成感は本物だ。ただし代償も大きい。長いステージもあり、1時間分の進行を失う痛みは強烈。設計上は容赦なく難しいが、決して不公正ではない。学べ、適応しろ、そして獲物であるのをやめろ、というゲームなのだ。

















