$1Hell Deckは買い?
Hell Deckは、こんな人なら買い
- 本当にヤバい一面を持つローグライクデッキビルダーが好きな人
- コーヒーブレイクで終わる短いランを、終わった途端にもう一ランしたくなる人
- ユニットを食わせ、捧げ、変異させて育てるビルドが楽しい人
- 手描き風ホラーと、天使こそが怪物の世界に心惹かれる人
スクリーンショット
食わせて育てる食物連鎖
ユニットたちはお行儀よく隊列を組んだりしない。互いに狩り合うのだ。力の源は共食い。捕食者を獲物の隣に置くか、カードをもっと飢えたカードに食わせれば、生き残った方がずっとタチの悪い何かに変異する。連鎖の組み方次第では、か弱い雑魚がランの終わりには頂点捕食者になっていることもある。うっかりミスもカウントされるので、不用意な配置が想定外の変異を引き起こし、その結果と付き合っていく羽目になることも。ストアではこれを「エコシステム・デッキビルディング」と呼んでいて、これこそが本作の核心だ。カードを集めているというより、肉をもって生存を買う、奇妙で歪んだ生態系を設計しているのに近い。
野心には狭すぎるグリッド
本当の敵はスペースだ。戦場は厳しく制限されたタイルグリッドで、一つ置くたびに、良い方向にも悪い方向にも制御不能な連鎖反応が起きうる。手札を管理し、インベントリバッグにも目を配り、何百体と迫る天使を一気に掃討するシナジーを編み出そう。全部を置く場所はないから、残すカードは一枚一枚、何かを切り捨てて選んだカードということになる。駒を並べ終えれば戦闘はほぼ自動で進むので、反射操作なしの戦略が欲しい人には気楽な作りだ。考えるのは戦闘前、グリッドに何を乗せるかの段階で。
深淵でもう一ラン
1回のランは短く、死は実験のうちだ。全てを見通す謎の声が敗北を見守り、壊れるたびに直してやると約束してくる。ロビーに戻れば恒久的なアップグレードが手に入る。カード、配置、変異は毎回違うシャッフルで、同じランは二度とない。繰り返し遊ぶ前提の作りで、短いセッション、多彩なビルド、分岐する結末。ランが崩壊した瞬間、すぐにもう一回やりたくなるはず。公平な警告を一つ。カードの引きには運が大きく絡むので、どれだけ計画を練っても足踏みするランはある。一つ一つを新しい実験だと割り切れば、少しは痛くない。






















