$20.99Fabledomは買い?
Fabledomは、こんな人なら買い
- 物流学を専攻するのではなく、一晩で覚えられる街づくりゲームがほしい人
- ポッドキャストと温かい飲み物と合わせたい、ゆったり低圧力なゲームが好きな人
- 奥深い戦闢よりも、空飛ぶ豚と冗談を言う語り手を選ぶ人
- 短いプレイを、求婚する相手を変えながら何度も繰り返したい人
- ほとんどのストラテジーシミュレーションは緊張感が強すぎて、ただきれいなものを建てたいだけの人
スクリーンショット
小さな集落からハッピーエンドへ
出発点は有望な土地と、ほんのひとつかみの開拓者たち。道路を引き、家を建て、農場や井戸を配置して、ファブリングたちが仕事に向かうのを見守りましょう。配置が重要です。近くに井戸があれば住民は幸せになり、すぐそばのうるさい鉱山は逆効果。しかも職場から遠い家に住む労働者は、歩いているうちにお腹をすかせてしまいます。村を賑やかな王国へと成長させ、道中で新しい建物をアンロックしながら、自分のペースで運営を続けてください。難易度設定もあるので、上級者はシビアにすることもできますが、無理にそうする必要はありません。
宮廷、贈り物、そして隣国の君主たち
隣国の君主は単なる貿易相手ではありません。結婚相手の候補が6人もいて、恋愛がゲーム全体の進め方を左右します。贈り物を送り、パーティーを開き、それぞれ固有のクエストをこなして、求婚ルートでしか手に入らない建物を獲得しましょう。外交、貿易、確執、同盟をどう扱うかで進展が変わります。ある王国のレア資源が、まさに自分の経済に必要なものかもしれません。メインストーリーは1回のプレイで完結しますが、君主ごとに別の相手を求婚したくなる理由が用意されています。
やさしさを保ったままの街づくり
Fabledomは、このジャンルの満足感はそのままに、表計算ソフトめいた不安だけをそぎ落としました。人口が増えるにつれて住居、食料、生産チェーン、仕事のバランスを取る必要はあり、物流にもちゃんと考えどころがあります。農夫を畑の近くに住まわせるかどうかで、栄える町と飢えた町の明暗が分かれるのです。ただしシステムは一晩で覚えられるほどシンプルで、手描きの絵本のような見た目のおかげで、どんな配置でも眺めていて楽しい。初めての街づくりゲームに最適ですし、重厚なタイトルをすでにプレイしている人には、気分転換のひとつになります。
低リスクであたたかな時間
ここにはプレイヤーを罰しようとする要素は何もありません。締め切りの時計もなく、音楽は穏やかで、テンポは雨の日のんびりした午後のよう。軽妙な語り手が成長する集落を「まだ書きかけの物語」のように扱い、世界はいつも遊び心に満ちています。空には飛ぶ豚、足元にはノーム、遠くでは巨人がドスドス歩き回る。ミスティックマインでファブリングたちにコインの雨を降らせたり、マップの隅々を探索したり、ポッドキャストを流しながら街を整えるだけの時間を過ごすのもいい。毛布と一緒に楽しむのに最高のゲームです。


















