$7.99Three Kingdoms : Aliasは買い?
Three Kingdoms : Aliasは、こんな人なら買い
- 関羽と夏侯楙くらいは区別できて、その知識が実際に役立つゲームが欲しい人
- 暗記した正解より、推理とリスクが好きな人
- 宮廷運営が好きな人。人事、忠誠心、金と兵糧の管理
- 毎回シャッフルされる短いプレイを求めている人
スクリーンショット
帝国を動かしているのは誰だ?
宮廷にいる武将はみんな仮名で通している。顔と名前、そして能力値がひとつかふたつ見えるだけで、残りは調査しないと出てこない。だから勘で登用し、太守を任せて、前線の都市を任せた人物が伝説級なのか孟達なのかを待つしかない。結果は呂布でした、という具合。この賭けこそがゲームの肝だ。有名な武将の正体が明らかになると、短いイベントシーンで史実のエピソードが語り直され、実際にゆかりのある武将同士を集めるとボーナスがつく。戦闘そのものはあっさりした部分で、シンプルで驚きは少なめ。戦場より宮廷に来る人にはちょうどいい。
プレイするたびに世界が変わる
毎回ランダムな都市からスタートし、武将もランダムに配される。そこからマップごとシャッフルされていく。あるプレイでは張遼だけをもらって文官がひとりもいない、別のプレイでは曹操でプレイしているのに馬超が来る。運が良ければ洛陽を引いて、隣に曹操、孫策、呂布がぜんぶ住んでいるなんてことも。武将の顔ぶれもマップも毎回変わるので、問われる課題は二度と同じにならない。求めている天才は他人の宮廷にいるかもしれないし、偽名を使って自国の後方で農政をやっているかもしれない。プレイがうまくいかなくなったら、解決策は次のプレイを始めること。セッションが短いのでそれが簡単だ。一度クリアして終わりではなく、繰り返すために作られたゲームだ。
よくある質問
三国志を知らないと楽しめない?
知っていると確かに有利で、ゲーム自身もそれを認めています。公式には「三国志ファンのための戦略シミュレーション」と名乗っています。仮名システムの面白さは疑心から生まれるもので、疑うには疑うべき顔が必要です。とはいえ、百科事典的な知識は要りません。三国志の戦略ゲームを遊んだことがあるか、小説を読んだことがあるなら、武力90超えのあの武将は本当に本人なのかと疑うには十分です。しかもこのゲーム、各武将の正史での事績と演義での版を分けて表示してくれるので、遊びながら学べることも多いです。
推理は実際どうやって進めるの?
能力値も忠誠心も調査するまで判明しないので、各武将はターンを重ねて少しずつ積み上げる小さな事件ファイルのようなものです。年齢、能力、君主との相性、出身地まで、手がかりひとつひとつが候補を絞っていきます。南皮出身で顔良や袁紹と親密な武将タイプなら謎も何もありませんが、完全な仮名だとほぼ何もない状態から当てることになります。緊張の正体は人事です。確信している武将を前線の都市に送り、外れていれば痛い目を見て初めてわかる。
完成度は高い?
アーリーアクセスのゲームで、その印象は隠せません。仮名システムは強力で完成されたアイデアですが、周辺は粗く、バランスや利便性の問題をプレイヤーが指摘し続けています。それでも希望が持てるのは、アップデートが続いていて、他の部分が追いつく間も核となるコンセプトがしっかり持ちこたえているからです。完成された戦略ゲームが欲しいなら待つべきです。良いアイデアが形になっていくのを見るのが好きなら、今でも掘り甲斐はたっぷりあります。

















