$7.99Supernormalは買い?
Supernormalは、こんな人なら買い
- 一晩でクリアできる、短くて緊張感のあるホラー捜査が欲しい人
- 現場をじっくり観察して、手がかりを自分の頭で組み立てたい人
- 幽霊に声に出して話しかけるという発想に、心当たりから惹かれる人
- 長いキャンペーンより、雰囲気と恐怖感を重視する人
スクリーンショット
自分の手で解き明かす事件
坂本真人という人物が、娘に何が起きたのかを突き止めてほしいと依頼してきます。アパートは生活の気配が残っているかと思うと、そうでもなくなる。血痕、乱れた部屋、そして気づいて初めて意味を持つ細かいディテールの数々。オブジェクトを間近で調べ、この家族の生活が隠していたものを組み立て、どこか不穏な方向を指し示す会話を読み解いていきます。ストアページが明言している通り、クリアまでの所要時間は2時間ほど。オープンな捜査というより、密度の濃い短期決戦型の事件です。結末は自分次第。エンディングは2つあり、どちらになるかは見つけた手がかりの数と、途中の観察眼で決まります。見逃せば、真実の一部は闇に残ったままです。
話せば、聞かれる
手持ちの道具の中でいちばん奇妙なのが、自分のマイクです。特定の場面で、アパートに潜む存在に話しかけることができます。どこにいるのか、こちらが見えているのか、何が起きたのか。正しい質問をすれば手がかりが浮かび上がったり捜査が前進したりしますが、間違えれば袋小路に迷い込みます。しかも、聞かれるのは双方向。存在が姿を現してこちらの声を聞いたら、ルールはシンプルです。静かにして動かないこと。さもないと物語の結末が変わる危険があります。自分の部屋そのものがゲームの一部になる仕掛けで、真夜中に画面に向かって囁く不気味さは、想像どおり、いや想像以上です。
リアルすぎるアパート
Unreal Engine 5でフォトスキャン技術を使って作られており、どの部屋も細部まで超リアル。そしてホラーはまさにその細部に宿っています。防犯カメラの暗視モードで部屋を監視すると、肉眼では見逃す現象や壁の落書きが見えてくる。カメラの映像を離れて暗闇の中を歩き戻り、照明のスイッチを入れると、カメラが示唆していたものが目の前に現れます。超常現象はランダム生成なので、プレイするたびに怖がらせ方が変わります。サウンドデザインと家の空気がこのゲームを支えている、という点はプレイヤーの意見が一致するところ。緊張感と不安感に満ちていて、普通の廊下が「何かおかしい」と感じさせてくる手腕は見事です。
プレイ前に知っておくべきこと
プレイ時間はどれくらい?周回する価値はある?
1周あたり2時間ほどを見込んでください。エンディングは2つあり、見つけた手がかりの数と観察力で分かれます。さらに超常現象はランダム生成なので、2周目は同じ場所で同じように怖がらされることはありません。
実際、どれくらい怖い?
ジャンプスケアと恐怖の予感を軸に作られていて、雰囲気とサウンドデザインはプレイヤーの評価が一貫して高い部分です。怖さは序盤から始まり、最後まで続きます。ホラー初心者なら確実に心の底から怖いと感じるはず。ホラー歴が長い人には、短めで既視感のある怖さになるかもしれません。
ストーリーの出来は?
評価は分かれています。ミステリーに引き込まれ、不穏な題材の効果を実感する人もいれば、文章が薄く結末に物足りなさを感じる人もいます。ストーリーより捜査と雰囲気目当てで挑めば、事件自体は十分に楽しめます。























