基本プレイ無料ENSCROLLは買い?
ENSCROLLは、こんな人なら買い
- ペースを自分で決められる、静かなクラフトやお店経営ゲームが好きな人
- 謎めいた依頼を解き明かし、組み合わせを試して何かがカチッとはまるまで実験するのが好きな人
- のんびり数回のプレイでクリアできる、短めのストーリー重視ゲームを探している人
- 学費ローンの返済、それが魔法のローンでも、という発想が気に入る人
スクリーンショット
時計に追われない、静かなお店
このゲームには急かされる要素がありません。タイマーも過酷な失敗状態もなく、あるのはカウンター、手紙の山、そして書き上げるのを待つスクロールだけ。客の要望を読み、自分のペースで魔法を考え、準備ができたら試します。依頼に行き詰まっても、途方に暮れさせずに手厚いヒントが出てきます。手描き風のカラフルな見た目が全体を軽やかに保ち、手紙そのものも魅力たっぷり。差出人ごとに文体がはっきり違うので、郵便を開けるだけでも楽しみの半分です。一件ずつ、ゆっくり遊ぶためのゲームです。
小さなお店、扱うのは魔法の品だけ
このお店経営にはひと味違う点があります。商品が魔法なのです。客が依頼を持ってやってきて、必要なスクロールを作り、成功した注文の報酬トークンがそのままローンの返済に充てられます。ゲームの流れはシンプルで満足感があります。注文を読み、魔法を考え出し、報酬をもらい、借金が減っていくのを見届ける。常連客はまた来るので、その旅がどう進んでいくか、自分のスクロールが本当に役に立ったのかが見えます。間違ったものを送れば文句の手紙が届き、正しいものを送ればお礼状が届きます。レジの代わりに魔法を使う、仕事をきちんと成し遂げた静かな喜びです。
元素を組み合わせて新しい魔法を生み出す
スクロールは最初は白紙です。発見できる組み合わせは30種類以上あり、できあがる魔法は、燃え上がる炎の効果から、花が咲き誇る魔法の庭まで幅広くなります。シンボルは好きなように配置できるので、スクロールは精巧にも効率的にも。どちらにせよあなたの作品です。一度作った魔法は魔法書に記録されるので、レシピを二度覚え直す必要はありません。
物語を持った客たち
注文は物語の半分にすぎません。初めての旅に出た若き冒険者、忘れられた伝説を追う吟遊詩人、古代遺跡の探索者、そして陽気で恐れを知らないドワーフ。こうした常連たちは平均より手強い依頼を持ってきて、報酬には隠された物語が付いてきます。魔法教育用や遺跡探検用のスクロールなど、事務的な手紙もあれば、もっと奇妙なものもあり、ひそやかで謎めいた願いを抱えた客もやってきます。物語はこの往復書簡を通じて展開し、一人の客の物語を最初の手紙から最後の手紙まで追いかけること自体がご褒美になります。
プレイ前に知っておくべきこと
時間制限はありますか?負けることはありますか?
自分のペースで遊べます。タイマーはなく、ミスをしても過酷なペナルティはありません。ローンがゲームの骨組みを作っていて、返済のために魔法を作り売るわけですが、プレッシャーは穏やかです。依頼でつまずいてもヒントが豊富にあるので、行き詰まっても世界が終わることはありません。
魔法の組み合わせはどのくらい難しい?
序盤の組み合わせは、土と水で成長、といった素直な論理に従います。後半はより抽象的になり、素材から効果への飛躍がヒントなしでは追いにくいと感じるプレイヤーもいます。ヒントは手厚く、発見した魔法はすべて魔法書に保存されるので、同じことを二度考え直す必要はありません。
借金を返し終えた後も遊び続けられますか?
このゲームは一本の完結した物語を軸に作られています。ローン、客、手紙が結末まで導いてくれる仕組みです。エンドレスモードや借金返済後の追加要素はなく、自由度の高いゲームというより短編です。ただ、そこにあるのは謎も含めた完全な物語のアークです。




























