$1.19 (−94%)CRYSTARは買い?
CRYSTARは、こんな人なら買い
- 深い戦闘システムよりも、ストーリーとキャラクター重視でプレイしたい人
- 喪失に誠実に向き合いながら、その中に温かさも見出すJRPGを求めている人
- 良いサウンドトラックには目がない人。本作はオーケストラとエレクトロニカが混ざった、聴き応えのある音楽が揃っている
スクリーンショット
涙こそ最強の武器
たいていのゲームでは、泣くことは敗北を意味する。ここでは泣くこと自体がシステムだ。レイが涙を流すと、涙が攻撃と装備を強化してくれる。そして涙ゲージを溜めれば、ガーディアンを召喚できる。異界の存在がそばで戦ってくれるのだ。ただし落とし穴がある。このゲームは泣く理由を次から次へと用意してくる。喪失の具現化であるトーメントが襲いかかり、それに耐えることで、煉獄が隠しているものと向き合えるほど強くなれる。だからゲームからのアドバイスは少しばかげているのに、まったく真剣そのものだ。何があっても、涙を拭いてはいけない。涙は一滴たりとも無駄にならないからだ。
章を追うごとに暗くなっていく物語
レイは煉獄の監視者たちと契約を交わす。死者たちの涙が結晶化したイデアを7つ集めれば、妹の魂が戻ってくるという。単純な救出劇から始まった物語は、章を重ねるごとに深みを増していく。レイが倒した魂たちは記憶を残し、3人の仲間それぞれの過去も明かされていく。罪、復讐、犠牲を扱った物語で、予想通りには進まない。ボイスの演技がそれを支えている。演技の迫力が強いからこそ、感情がリアルに届く。物語こそがこのゲームをプレイする理由であり、その理由は十分に強い。
CRYSTARはあなたに合うゲームか?
CRYSTARのクリア時間はどれくらい? 1周で完結する?
1周目はおよそ30〜40時間ほどですが、物語はそこで終わりません。ゲームは中盤のある章からループし、ループを重ねるごとに物語が変化していき、最後のループで完結します。2周目以降も同じ会話だと決めつけてスキップしないでください。実際には違うのですから。エンディングは複数あり、トゥルーエンドにたどり着くには、ループを最後まで見届ける必要があります。
4人のキャラクターは自由に切り替えられる?
はい。レイは最初はひとりで、物語が進むにつれて3人の仲間が加わり、戦闘中でも誰にでも切り替えられます。戦い方はそれぞれ異なります。1人は遠距離型で、他の3人は近距離型ですが、武器の種類やスピードがそれぞれ違いますし、各キャラクターに固有の特殊攻撃も用意されています。記憶を解放していくことで、どんな悲しみが彼女たちを煉獄へ導いたのかも分かっていきます。
選択肢は物語に影響する?
会話の選択肢はいくつかありますが、会話が少し変わるだけで、筋書きそのものが変わることはありません。分岐があるとすれば、それはループ構造とそのエンディングのほうです。選択肢主導のゲームを期待して始めると、こちらの操縦を許さず物語が語りかけてくるタイプだと分かっておくといいでしょう。






















