$2.99Replicaは買い?
Replicaは、こんな人なら買い
- 時間を尊重しつつ、心に残る短いゲームが好きな人
- 自分のスマホそっくりの画面で、親指だけで探偵ごっこを楽しみたい人
- 分岐するだけでなく、選ぶたびに心が痛むような物語を求めている人
スクリーンショット
一台のスマホの中に収まった人生
ゲームはすべてスマホの画面上で進行する。メッセージ、通話履歴、写真アルバム、SNSアカウントをタップしていくのだが、そのインターフェースがまるで自分が普段使っているスマホそのものなので、そこが何より不気味。ある瞬間には誕生日のヒントを頼りにロック画面のパスワードを推測し、次の瞬間には見知らぬ人のプライベートなメッセージを読んで、それが証拠になるかどうかを判断している。パズルはすべてスマホの中から生まれる。散らばった手がかりからアカウント名やパスワードを組み立て、解除できたものを使ってさらに深く掘り下げていく。ピアノの曲が静かに、どこか悲しげに流れる中、開くメッセージごとに物語はどんどん暗くなっていく。
12のエンディング、ひとつの罪悪感
一周目は一晩で終わるが、それですべてではない。エンディングは12あり、選択が結果を左右する。エージェントの電話に出るか無視するか、調査している人たちに警告するか売るか、協力するか抵抗するか。反抗によって辿り着く結末もあれば、服従からたどり着くものもあり、さらにゲームのあちこちに仕込まれたジョークやネタに気づいた人だけがたどり着く隠しエンディングもいくつかある。周回プレイも苦痛にならない。既読のテキストはスキップできるし、エンディング直前に戻って別のルートを試すこともできる。メインのパズルは難しくないが、終盤のいくつかは場外の知識に頼る部分があるので、根を詰めるというより頭を柔らかくして考えるつもりでいてほしい。






















