$12.99Cradleは買い?
Cradleは、こんな人なら買い
- ゆったり物語重視のウォーキングシミュレーターと読み物が好き
- メモや書類、小物から設定を拾い集めるのが好き
- ゲル×アンドロイドみたいな変なSFの組み合わせが好き
- 良いサントラを聴きながらの静かな探索が好き
スクリーンショット
ゲルとロボット、山ほどの謎
持ち物はほぼゼロ。ベッドと、物があふれたゲル、体を直してもらうのを待つ機械の相棒だけです。ゲームの大部分は手を動かしての物色。戸棚を開け、新聞をめくり、物を組み合わせて、彼女を動けるようにし、自分の過去を取り戻していきます。
彼女に話しかけ、出てくるタスクをこなしていくと、謎はどんどん広がります。くしゃくしゃの新聞の切れ端ひとつで、それまで信じていたことがひっくり返ることも。地平線に見えるパークも、ただの風景ではなく答えに見えてきます。
ロボットのいるモンゴルと広い空
物語の半分は舞台が語ります。遊牧民のフェルトや木の箪笥、川のそばにはアンドロイドの部品、高架を走る空飛ぶトラムの路線、取引してくれる髭面のロボット運転手。ゲルを出れば、自由に歩ける大草原が広がり、朽ちかけた乗り物が残る寂れたパークまでそのまま歩いていけます。
登場人物の目には実写の俳優の目が使われていて、会話が妙に生々しく感じられます。長いおしゃべり、静かな散歩、周りをじっくり眺める時間。アンビエントやシンセ、歌入りの90分に及ぶ音楽が、寂しさよりも不思議であたたかい余韻を残します。
クエストと読書とキューブの館
探索型のクエストで、ポイントアンドクリックの発想で進みます。アイテムを見つけ、相手に話しかけ、どこにはめるか考える。タスクは筋が通っていて、試されるのは注意力です。ゲルの中だけでも、ラベルやハンコ、ステッカー、ゴミに情報が隠れています。
物語の合間には、パークのパビリオンで一転にぎやかなミニゲーム。正しい色のキューブを流れに投げ入れます。単純で繰り返し多め、負けてもスキップできます。次の真相へ向かう途中の、縁日のお手伝いと思えばOKです。
遊ぶ前に知っておきたいこと
ボリュームや世界の広さは?
短めで、数時間ほど。小さな草原の一角に、ゲル、川、エンターテインメントパークと2〜3か所の拠点がある程度です。見えない壁で塞がれることはありませんが、タスクに沿って順番に場所を巡り、章の切れ目ではフェードで切り替わります。セーブは自動です。
結局どんな話?
2076年の記憶喪失、胸に番号のある機械の少女、そして砂漠にあるはずのない廃墟のパーク。その下には、2040年代の意識コピー実験と、社会を変えたパニックアタックという現象をめぐる大きな裏設定が眠っています。ムービーではなく、会話と散らばった書類から読み解いていきます。
結末の理解に全部読む必要あり?
あるとかなり違います。メインストーリーだけでは答えが足りず、引き出しや草むらで拾う小さなメモが結末の意味を変えることもあります。文字を飛ばすと、混乱したまま終わるはずです。全体像を集めるのが好きなら、ラストはしっかり響きます。















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