$17.49 (−65%)Rewrite+は買い?
Rewrite+は、こんな人なら買い
- 軽く始まってシリアスに転じていく、長くじっくり展開する物語に付き合える忍耐がある人
- 複数ルートと複数エンディングを掘り起こせるビジュアルノベルが好きな人
- 学校の部活のドタバタから始まって、はるかに不思議な場所へ行き着くミステリが好きな人
- 力の入ったサウンドトラックやフルボイスのキャラクターを重視する人
- 英語版翻訳の品質が評価割れしていることを気にしない人
スクリーンショット
秘密を抱えた平和な街
風祭は文明と自然が共存できる街という理念のもとに作られていて、一年の大半はそれがうまくいっています。コタローは友人のコトリやハルヒコと日々を過ごし、カレンダー上の最大の行事は街全体を巻き込む巨大なお祭り、収穫祭です。しかし年に一度、街の根根幹を揺るがす騒動が起こり、正体不明の生物やオカルトの噂は決して消えません。やがて不審な出来事がコタロー自身を追いかけ始めると、彼はオカルト研究会の会長・千里朱音からの勧誘を受け入れ、調査にはクラスメイトたちも巻き込まれていきます。賑やかな冒険に見えて、実はまだ誰も発見していない場所へと静かに向かっているのです。
追い甲斐のあるルート、恋愛、エンディング
この物語は自分の手で進めるものです。選択肢によってストーリーは個別のキャラクアルートへと分岐し、それぞれに固有の恋愛とエンディングが用意されていて、ゲームはどのルートを見たかを記録してくれます。トーンの変化は激しく、序盤の章はコメディと大所帯キャラの賑やかな掛け合いが中心なのに対し、各ルートは重く沈んだ空気に変わり、それぞれ別のヒロインとの絆を軸に組み立てられています。クリアした人たちの何人かは、全体が長編で、ゆっくり読むと数十時間かかると指摘していて、急いで流し読みするより一度に一本ずつルートを消化するのが向いています。すべてを貫く「運命は書き換えられるのか」という問いに本当の答えが出るのは、複数のエンディングを見てからです。
読むことがそのままゲーム
戦闘もパズルもありません。すべては絵付きのシーン、キャラスプライト、フルボイスの会話で語られるストーリーが担います。読んで、選んで、ルートが開くにつれて分岐フローチャートが埋まっていく仕組みです。アートは明るいアニメ調の手描きで色彩豊かだからこそ、陽気な街のコメディが暗い何かに変わるときのコントラストが強く響きます。サウンドトラックは本物の見どころで、最後のエンディングを迎えてからも長く心に残る楽曲の数々が、重いシーンの感情運びを大きく支えています。絵と音楽と選択肢つきの、とても良い「本」が主体のゲームが欲しいなら、まさにそのために作られた作品です。
短時間プレイ向き?
ビジュアルノベル初心者でも楽しめますか?
入門作として十分機能します。インターフェースはシンプルで、序盤の章はとっつきやすい軽めのコメディなので自然に入り込めますし、分岐構造のおかげでルートの仕組みを遊びながら学べます。ただし物語はやがて重く哲学的になること、そして見返りは一度のプレイからではなく複数ルートを通して読み切ることで得られることを覚えておいてください。
笑える作品?それとも悲しい作品?
両方で、順番に来ます。共通ルートはコメディが土台で、賑やかなキャラたちの掛け合いが序盤の時間を大きく支えています。そのあと個別ルートは哀愁漂う重い領域へと傾いていきますが、そこでの悲しさは絶えず涙を誘うというより、ゆっくりと染みるメランコリーの種類です。この二つの顔のコントラストこそが、物語の切れ味の源になっています。
























