$1.99 (−90%)Owlboyは買い?
Owlboyは、こんな人なら買い
- 10時間前後でクリアできる、物語第一の冒険が欲しい人
- 手早い腕前勝負より、アートと音楽とキャラクターを重視する人
- 隠された収集要素を求めて隅々まで探索するのが好きな人
- チェックポイントが優しい、レトロな味わいのアクションアドベンチャーが好きな人
スクリーンショット
まず飛んで、あとで撃つ
オトゥスは言葉を話せませんが、空を飛ぶことはできて、それがアクションの遊び心地をまったく違うものにしています。広々とした空を滑空し、遺跡の周りをぐるりと回って岩棚に降り立ち、ダンジョンの中では徒歩でジャンプとグライドを繰り返して進みます。
ここでのひねりは、オトゥス自身が戦わないこと。代わりに仲間をつかんで抱え上げ、その仲間が自分の代わりに撃ってくれる仕組みで、しかも仲間ごとに固有の能力と固有の物語があります。飛行中に仲間を切り替えるのが次第に当たり前の動作になっていき、この敵にはこの仲間、次の敵にはあの仲間、という具合。適任の仲間がいないときは、物をつかんで投げることもできます。慣れるまで少し時間はかかりますが、一度腑に落ちれば、仲間を抱えて飛ぶ感覚は、借りてきたアイデアではなくこのゲーム独自の発明に感じられます。
雲の上に隠された物語
オトゥスは、誰の期待にも応えられないフクロウです。とりわけ厳しい師の期待には。静かな村が空賊に襲われたとき、続く旅は魔物の巣食う遺跡、フクロウの古代要塞、そして誰も見つけてほしくなかった秘密へと進んでいきます。
この物語はプレイヤーを信頼しています。あからさまな説明はほとんどなく、世界の歴史の多くは環境に散りばめられたディテールの中に眠っていて、自分で組み立てる待っています。その抑制こそが物語が強く響く理由のひとつで、愛らしいピクセルアートからは想像できないほど温かく、そして切ない。音楽は沈黙すべき瞬間を完璧に見抜いています。自動操縦で流すのではなく、しっかり向き合えば、この物語は長く心に残ります。
プレイ前に知っておくべきこと
本当にメトロイドヴァニアなの?
いいえ、緩い意味でだけです。広くつながったエリアや偽壁、見つけると嬉しい任意のルートはありますが、メインルートは一本道で、マップも高速移動もありません。少しずつ世界を解錠していくゲームというより、探索の余地のあるガイド付きアドベンチャーに近い作りです。
片手で物語、片手でお菓子、みたいな遊び方でも大丈夫?
おすすめしません。ストーリーは口に出してほとんど説明せず、自分で気づくディテールに頼っているため、戦闘の合間に意識が逸れると話の筋を見失いがちです。会話や静かな場面に集中していれば物語はしっかり報いてくれますが、流し読みすると急ぎ足だったり分かりにくかったりと感じるかもしれません。
ピクセルアートの何が特別なの?
制作に10年かけたその甲斐が、画面のあちこちに表れています。キャラクターも雲も草の一枚まで、細やかで丁寧なアニメーションで動き、室内は詳細な背景でぎっしり埋められ、村では昼が夜へと移り変わります。サウンドトラックはエリアごとの雰囲気に寄り添い、時には「今だ」という瞬間に音楽を完全に止めてみせるのです。



















