$2.99LiEatは買い?
LiEatは、こんな人なら買い
- 一晩か二晩で読み切れる、短めの物語重視のゲームが欲しい人
- かわいい絵柄の奥に、少し切ない何かがあるのが好きな人
- レベル上げより、人との会話が大事な小さなミステリーが好きな人
- 物語の邪魔をしない、軽めのターン制バトルが好みの人
スクリーンショット
戦える嘘
この世界では、ドラゴンは人間の欲望から生まれます。そしてエフィナは、とても特定の欲求を持つドラゴンでした。それは嘘。誰かが嘘をつくと、それがモンスターの姿をとり、エフィナはそのモンスターと戦って食べるのです。ゲームの仕掛けはこれだけ。でもこれが効いているんです。嘘は単なる物語の小道具ではなく、ターン制バトルで倒せる「カラダ」を持った存在なのです。戦闘自体は軽くてシンプル、難所というよりは気分転換で、本当の謎はいつも同じ。誰が嘘をついたのか、そしてなぜか。答えは章を追うごとに、どんどん人間くさくなっていきます。
名前が多すぎる詐欺師
エフィナと旅をするのは、生まれつき嘘つきの保護者役。第1章ではレオ、第2章ではハル、第3章ではシドと名乗ります。彼の商売は秘密の売買。嘘が口をついた瞬間に味わえるドラゴンにとって、これ以上ない相棒です。物語の定番ネタであり、静かな心の核になっているのは、彼の嘘だけがエフィナに噛み切れない種類の嘘だという点。各章で二人は新しい場所に降り立ちます。吸血鬼の伝説に付きまとわれる町、リゾートのカジノ、怪盗の来訪を待つお屋敷。そして彼が名乗る名前が増えるたび、彼の過去という層がひとつずつ、追いついてくるのを待っているのです。
3つの章、ひとつの物語
トリロジーはひとつのパッケージにまとまっていて、3章すべて入り、追加購入は一切ありません。各章は数シーンで完結する小さなミステリーです。調べて、みんなに話を聞いて、嘘のモンスターをいくつか倒して、エンディングへ。選択には意味があって、複数のエンディングを持つ章もあるため、不用意な答えひとつでセーブデータに戻されることも。隠しアイテムや見逃しやすい会話があちこちに散りばめられていて、隅々まで突つくと物語が応えてくれます。ひとつ正直なトレードオフは、次にどこへ行けばいいのか案内してくれないことが多い点。同じマップを何度も往復する覚悟はしておきましょう。
クリアまでどのくらいかかる?
クリアまでどのくらいかかる?
短いです。3章合わせておよそ4〜8時間。全エンディングを目指しても、集中して進めればその下限あたりに収まります。各章がそれぞれ独立したコンパクトな物語なので、短時間プレイに向いています。1章を遊んで、気になったときに次の章へ。隠しアイテムと全エンディングをコンプリートするなら、もう少し時間を見て、攻略サイトを手元に置いておくのがおすすめです。
章は順番に遊ぶ必要がある?
各章は3つの独立した物語として機能していて、単体でも楽しめます。ただし第3章で、詐欺師の過去とエフィナの真実がついにひとつに結びつくので、最初からプレイしたほうがエンディングの重みがずっと違います。第1章は、その後すべての土台になるおとぎ話のようなトーンを決める章でもあります。
戦闘は難しい?
いいえ。ターン制バトルはシンプルで、本気の脅威になることはほとんどありません。探索で見つかるアイテムの威力も高く、特に終盤はこれで十分押し切れます。難しさがあるとすれば、それは別のところ。道を見つけること、必要な会話を見逃さないこと、欲しいエンディングにつながる選択をすることです。戦術ではなく、ミステリー目当てでどうぞ。
RPGを普段遊ばない人でも大丈夫?
はい、やさしい入門編です。システムは最小限で、テンポはゆったり、物語がメインの仕事をしてくれます。小さなマップを歩き、キャラクターと話し、戦闘でたまにコマンドを選べる。それができれば、このゲームが求めるスキルは全部揃っています。ゲームパーツつきの絵本のような物語、と考えたほうがしっくりくるでしょう。



















