$9.99Armikrogは買い?
Armikrogは、こんな人なら買い
- 90年代のポイント&クリックアドベンチャーとともに育ち、あのゆったりした探索のペースが恋しい人
- ストップモーションやクレイアニメが大好きで、見た目がまさにそれのゲームを求めている人
- 観察して、メモして、手がかりをつなぎ合わせるタイプのパズルが好きな人
- アクションより、奇妙で愛らしいキャラクターたちのほうが魅力的な人
スクリーンショット
手で形作られた世界
Armikrogに登場するキャラクターも壁も生き物も、すべて本物の粘土で、1コマずつアニメーションされています。手作り風に見せるテクスチャではありません。本当に手作りなんです。おかげで要塞には、レンダリングでは絶対に偽れない温かみがあります。壁に残る指紋、ぷにっとした小さな動き、どこか妙な短編映画のように流れるカットシーン。キャラクターデザインはEarthworm Jimの生みの親であるダグ・テンナペル、制作チームにはThe Neverhoodを造形した彫刻家たちが名を連ねています。どの部屋にも職人技が溢れていて、立ち止まってじっくり眺めるだけでも大きな楽しみになる作品です。
二つの頭脳、一つの脱出計画
力仕事を担うのはトミーノートですが、肝心要なのは盲目のエイリアン犬ビークビーク。喋れる上、大事なものを嗅ぎ分け、特別な種を食べると飛べるようになります。この2匹(?)を切り替えることがパズルの核心で、片方だけが辿り着ける場所、片方だけができることがあります。要塞そのものが巨大なパズルなのです。序盤で見かけた標識や記号は後で必ず効いてくるので、メモを取っておくと断然有利。そしてこの場所が何なのかという謎は、塔の奥へ進むほどに解き明かされていきます。プレイ時間は数時間の短めな作品なので、長丁場ではなく、濃密な一晩として楽しむのがおすすめです。

















