$14.99沉默的蟋蟀は買い?
沉默的蟋蟀は、こんな人なら買い
- 一匹一匹の見た目が違う生き物のコレクションと育成が好きな人
- 反射神経より、じっくりした見極めが報われるゲームが好きな人
- 短時間プレイで気ままに進められて、もう一シーズンと背中を押されるペースが欲しい人
- レトロな見た目と、一つの趣味に徹底的に寄り添った世界観に弱い人
スクリーンショット
賭ける前にコオロギを見極める
どのコオロギも世界に一匹だけ。触角が折れている子もいれば、脚を失った子、尻尾が二本とも禿げている子もいて、ステータスも一匹として同じではありません。しかもゲームは正確な数値を見せてくれないので、おおよその幅と見比べだけが頼り。目で判断する力を磨くことになります。コオロギを360度ぐるりと回して翅の長さを調べ、二匹を並べてどちらの体が太いか、どちらの顎が強そうかを推測する。そして決断する。1V1の試合に間違った一匹を選べば弱い方は負けるし、強い方も勝っても実力を無駄にしてしまう。だから毎試合が「誰を立てるか」という小さな決断になるのです。コオロギの入手も楽しみの半分で、野原の草むらで自分で捕まえたり、市場で買い物したり、ランダムイベントで勝ち取ったりできるうえ、エサをやり、脱皮殻で栄養補給し、メスとペアにしてチャンピオンの闘志を引き出すこともできます。
あわせて知っておきたいこと
ランダム性は実際どのくらい?
かなり高く、それがこのゲームの設計思想です。見つかるコオロギ、手に入る資源、街の外でのイベント、試合そのものまでが運に左右されるので、二度と同じプレイにはなりません。完璧な結果を追い求めるのではなく、そのシーズンに与えられたものと付き合うことが求められます。注意点として、運は良い方向にも悪い方向にも働くので、良い引きを求めて何度もリスタートすると後半のシーズンが単調に感じられるかもしれません。優秀なコオロギが今シーズンはただ出会えないこともある、と受け入れられれば、ランダム性は苛立ちではなく彩りとして感じられますよ。
本物の闘蟋について予備知識は必要?
まったく不要です。遊びながらゲームが独自のルールを教えてくれますし、手描きのカラフルな絵柄のおかげで、コオロギ同士が激しく戦っていても雰囲気はあくまで和やか。舞台は闘蟋が国民的娯楽であり一大産業でもある架空の国「大夏」で、世界そのものがこの趣味を中心に作り込まれています。翅の長さと失った脚から虫を見極めるという発想が奇妙というより魅力的に聞こえるなら、あっという間にハマれるはずです。

















