$9.99SubZeroは買い?
SubZeroは、こんな人なら買い
- 選択と信頼で恋愛ルートや結末が変わるビジュアルノベルが好き
- 実写の俳優が演じる映画のようなインタラクティブムービーが好き
- ゾンビや寒さ、道徳的な重圧のある緊迫したサバイバルものが好き
- 短い物語を繰り返し遊んで分岐や結末を全部見たい
スクリーンショット
実写で分岐する物語
物語は実写映像で進みます。基本は一人称視点で、アクションシーンでは三人称のカットが差し込まれます。主人公はレオ。凍結前夜に倉庫を空にしたマリーナ・ベイの倉庫係で、今はアーチェリーを学ぶモリー、謎めいたバイオテック社員のエルリンダ、陽気なフードトラックのシェフであるレイナと行動を共にします。
選択で関係が変わり、物語は分岐します。各ヒロインとの恋愛ルートも用意されています。誰を信じ、誰を助け、どこまで本音をぶつけるか。その判断が好感度を変え、後のシーンにつながります。スリラーらしい緊張感、過酷なサバイバルの重さ、コメディが入り混じり、世界の終わりの真っ只中でペイストリーの売り込みが始まるような面白さもあります。
生死を分けるダイス
大事な場面ではセリフ選びの代わりにフェイトダイスを振ります。出目次第で、寒さやゾンビ、敵対的な隣人を切り抜けて先へ進むか、ゲームオーバーになってその区間をやり直すかが決まります。
それまでの選択がダイスにボーナスやペナルティを与えます。優しくするか、疑うか、自分本位に動くかで、判定の重みが変わる仕組みです。補正を管理し、ここぞという所でゴールデンダイスを使う判断が重要です。2回振って良い方の結果を残せるので成功率が上がります。読む楽しみに戦略の味付けを加えています。人間関係そのものが防具になります。
凍てついた故郷で生き延びる
舞台は常夏の故郷が一変した殺意の世界です。刺すような寒さ、動きの鈍ったゾンビ、そして死者より恐ろしい元隣人たちが襲ってきます。善悪の境目がにじむ吹雪の中、仲間を率いて寒波や猛攻、人間性を試す試練に立ち向かい、夜明けを目指します。
映像はつややかな実写に現場の音が乗り、終盤には大規模な生成ショットやコミック風のシーンも入ります。短くて周回しやすい構成で、別の仲間、別の選択、別の出目でもうひとつの結末を追いたくなります。
観る前に知っておきたいこと
読む量や選択の量はどれくらい?
大半の時間は演技シーンを観て、要所で物語の選択をします。その判断がモリー、エルリンダ、レイナとの好感度を変え、分岐する物語やルートを開きます。絵の代わりに俳優が出るだけで、ルートと結末を追う作りはビジュアルノベル好きが期待する通りです。
ダイスの仕組みはどうなっている?
物語が求める場面で目標値に挑むダイス判定が入ります。成功すればシーンが続き、失敗すればゲームオーバーになってその区間を繰り返します。それまでの選択で補正が付き、ゴールデンダイスを使えば2回振って良い方の結果を残せます。
3人のサバイバーってどんな人?
モリーはアーチェリーを学ぶ学生で、兄が借金取りに傷つけられた後、自宅に身を隠しています。気が強くて反抗的です。エルリンダはバイオテック大手ドルンの社員で、かつて命を救ってくれましたが、真意はつかめません。レイナは浜辺の広場でフードトラックを営み、世界が凍る中でも明るくミュータントポテトパイを売り続けています。
怖い? それとも甘い?
どちらも味わえます。終末世界ではゾンビのうめき声や吹雪、他の人々の脅威が迫り、一方で物語の中心には3人との絆や恋愛があります。暗く緊迫した空気、謎めいた空気、温かい空気が入れ替わり、合間にコミカルな場面が寒さを和らげます。

















