$9.99Papers, Pleaseは買い?
Papers, Pleaseは、こんな人なら買い
- 反射神経ではなく細部から組み上げられるパズルが好き
- 自分の決断を通じて展開していく物語を求めている
- 重苦しく圧迫感のある雰囲気のゲームが好き
- リラックスというより緊張とストレスのゲームでも構わない
- 次のプレイの計画を考えたくなるような、短めのセッションが好き
スクリーンショット
検問所の一日
あなたのブースにあるのは窓、判、そして増え続ける規則の山。旅人がパスポートを差し出したら、氏名を入国ビザと照合し、日付、発行都市を確認、さらに省の照会、捜索、指紋照合システムで詳細を調べ上げる。許可すればその人は通り抜けていく。拒否すれば来た道をとぼとぼと帰っていく。偽造を見抜けば、代わりに拘束することもできる。
報酬は処理した人数ごとに支払われるので、スピードがそのまま収入になる。だが見落としがあれば違反通知を受け取り、その罰金は給料から差し引かれる。コツは自分なりの手順を作り上げることだ。どの書類を先に確認するか、何を暗記するか、どこで目を信頼するか。雑にならずに速くなる、その静かで本物の満足感がたまらない。
終わりのない規則
最初の数日はパスポートだけで足りる。けれど机の上の書類の山は増えていくのに給料は増えず、時計だけは刻々と進んでいく。単純な照合パズルとして始まったものが、いつしか小さく、必死のトリアージ作業に変わっていく。
そしてそのすべてを貫いているのが「人」だ。追い詰められた見知らぬ人のために規則を曲げて給料を危険にさらすか、拒否の判を押して家族の食い扶持を守るか。ゲームはどちらが正しいのかを決して教えてくれない。選択は複数のエンディングへとつながっていくので、2周目を我慢するのは難しい。


















